「新・東亜安定研究所」設立趣意書
一、世界平和の為に、アジア、特に東アジアの安定を目指す。
東西冷戦終結後、世界の安定を期待させましたが、実態はその逆で民族間、宗教間、覇権主義の台頭など世界各地で紛争が多発しています。東亜(東アジア)に目を転じると、中国の覇権主義の台頭による南シナ海、尖閣への進出、北朝鮮による国際的挑発、日中韓の歴史問題等予断を許さない情勢です。各政府間の交渉の努力だけでは解決できない問題だと考えます。
こうした情勢を鑑み、当研究所は東亜安定を目指して、調査、研究、広報活動を通じて、民間による活動を展開したいと考えます。
一、日本国の真の独立を目指す
終戦後、GHQによる占領政策による、日本の歴史観の歪曲、権利意識を過剰に植え付けるなどの分断統治…種を蒔かれた「日本弱体化」計画は戦後70年を経て、芽が吹き出し、いよいよ日本の国体自身が溶解しようとしています。こうした流れを食い止めるには、日本人が再び自主独立の気概を持つ必要があります。当研究所では日本の真の独立に関して調査し、提言していきます。
一、日本の真の歴史観を取り戻す
歴史は勝者によって作られる―まさに今の日本の歴史観は勝者によって捻じ曲げられ、日本人の多くはそれを疑うことなく生活しています。封建制を暗黒社会として伝えられている江戸時代は本当にそうだったのか?明治維新の本当の意味とは?日清・日露戦争とは?多くの日本人が支援した中国革命の意味とは?大東亜戦争とは?…当研究所では、勝者によって消された歴史を掘り起こし、日本の真の歴史観を広く啓蒙します。
一、日本人本来の精神を取り戻す
現代の日本は、科学万能で「知」が重視される時代になっています。しかし、そこに「いかに生きるか」という「人間性・道徳性」が欠如していては、せっかくの知も必要悪になりかねません。事実、悪用されている例が沢山あります。現代の学問は主に「いかにうまく・上手に生きるか」を教えるものが多いのですが、日本人が柱にしてきた儒教(学)の中心は「いかに生きるか」を教えるいわば「人間学」が日本人本来の精神でした。当研究所では、陽明学、封印された歴史を発掘・研究し広く啓蒙に努めます。
一、次世代人材の育成
上記の研究調査・啓蒙活動に終わりはありません。我々は次世代にしっかりとバトンを渡す責務があります。そのためには、次世代の人材育成も重要課題です。当研究所では、次世代人材の育成に全力を尽くします。
新東亜安定研究所活動計画
目的
一、世界平和の為に、アジア、特に東アジアの安定を目指す。
一、日本国の真の独立を目指す
一、日本の真の歴史観を取り戻す
一、日本人本来の精神を取り戻す
一、次世代人材の育成
活動
調査研究
1.福岡~西九州~沖縄~台湾~上海~南京~韓国の環東シナ海諸国・地域を調査研究し全国に向けて発表するとともに、人的ネットワークを構築する。
2.陽明学の研究
3.歴史検証(中国革命の足跡、台湾の日本統治時代の足跡、玄洋社研究など)
4.日台、日中、日韓の交流調査(人的、ビジネスなど)
啓蒙活動
1.東京に支部を設立し、東京から情報発信を促進し会員を拡大する。
2.日本人の精神を取り戻すために、近現代史と陽明学講座を福岡―東京の二眼レフ体制で開催する(いずれは全国の主要都市で)
3.福岡から国防・外交に関する建白書を作成する。
出版活動
1.新しい切り口の日本の現近代史及びアジアとの結びつき、陽明学の教えを出版する。
2.福岡を中心とした日本の歴史、アジアとの交流の歴史と今を調査・取材した月刊誌の発行
3.調査研究活動のレポート誌の発行
4.上記を達成するために、当研究所が出版社に対して、印刷製本など制作費
をいったん肩代わりする。著者に執筆料を支払い、著作権を共同所有す る。出版社に販売を委託し、東京など全国の主要書店で販売し、出版社と
一定の割合で売り上げを分配。また、当研究所でも直売する。
次世代の人材の育成
1.次世代人材への講演・教育活動
2.次世代人材による調査研究のサポート
募集寄付金について
1口5000円、口数の上限額なし
寄付金振込先 ゆうちょ銀行 一七九店
当座 0167072 新東亜安定研究所設立準備室
お問い合わせ先
〒801-0062 福岡市中央区荒戸2-2-34 202
ファクス092-762-6940
寄付していただいた方には、
1口 フォーNET誌上にてお名前を掲載させていただきます。
2口から5口 お名前掲載プラス機関紙「フォーNET」を1年間(5000円)
進呈
5口から10口 上記プラス名刺広告1回掲載
11口以上 お名前掲載・機関紙進呈プラス広告1ページ掲載
主任研究員略歴
浦辺登略歴
昭和31年、福岡県生まれ 福岡大学ドイ ツ語学科在学中から雑誌等への投稿を始める。学生時代にベルリンの壁を単独で越えた体験が文章を書くきっかけになった。インターネット書評「bk1」では “書評の鉄人”の称号を得る。サラリーマン時代に「熱い書評から親しむ感動の名著」(共著、すばる舎)を上梓。平成21年、オランダ系生命保険会社を退職 後、執筆活動に入る。
著書「アジア独立と東京五輪」「東京の片隅から見た近代日本」「霊園から見た近代日本」「太宰府天満宮の定遠館」(い ずれも弦書房刊) インタビュー記事 フォーNET平成26年5月号「そこが聞きたい!インタビュー 伊藤博文暗殺事件の謎に迫る 封印された近代史を紐 解け」
橘一徳略歴
学生時代に作家故山本七平に師事(山本七平:山本書店店 主、文部科学省教育審議会会長、『論語の読み方』『聖書の常識』『徳川家康』など著者多数)に西洋・東洋思想のイロハを学ぶ。その後独自に中国哲学・日本 の思想・歴史を研究し、現代の社会において実践、活用する。現在、陽明学を中心に『論語』などの講演会、講座を数多く手がける。
松本靖朗略歴
昭和35年、熊本生まれ。明治大学卒業後、地方のビジネス情報誌に入社。
福岡支社で福岡の情報誌編集長。平成10年、独立。フォーNET(通巻2
05号創刊)。